酒の恥を書き捨て

PN.新田ひかるのあったことなかったことをつらつらと。

男もすなるブログといふもの

男もすなる日記といふものを、女もしてみむとてするなり。

 

というのは平安時代歌人 紀貫之による土佐日記の冒頭の一節である。
誰しも高等教育を受けていれば聞き覚えがあるのではないだろうか。
この時代男が書くものは漢字が主体であり、それをあえてかな文字で書くということをこの一節で表しているとも言われているが、本題はそこではないし専門分野でもないので割愛させていただこう。

 

日記(現代で言うブログ)を書く理由なんというものはいつの時代も大した理由はないのである。
ここにきてなぜブログを書くのか?
それは周りがやってるのに刺激されただけなのかもしれない。
元来物書きの端くれとして生きてきた性分もあるのかもしれない。
とにかくいま書きたいと思う衝動がキーボードの前に向かわせてるのかもしれない。

 

思えばホリエモンライブドア時代にブログを書いたあたりから一般大衆にも広がったブログという文化。
いまやツイッターやらの発達でブログを書く人間は減っているように感じるが、あの時代はみんな流行り物に乗っかりたいというようなものがあったように思う。

僕の中で古き良き思い出となっているブログを新しくやってみよう。
というのがこのブログを書き始めた理由である。

 

ブログをやるならブログの名前をかんがえなければならない。
そういえば私といえば「酒」だという意見をくれた人間がいる。

 

「酒の恥を書き捨て」

 

元ネタとなることわざはお察しいただけるだろう。
旅をするのも好きである。

別に酒を飲んだときの失態を綴ろうというわけでもないが、身の回りのこと、聞いたこと、思ったことを書きたい。
ちょちょっと適当につけたタイトルだが、そのブログ名が指すように酒に関するものも書ければいいとも思っている。
せっかくだから書くときは酒を嗜みながら書くのもいいかもしれない。

 

誤字脱字があったらそれは酒に酔っていた証拠であろう。